1.事業の名称
(1)国際的な人々の生活定住の為の困難と問題の明確化
―岡山県における外国人の異文化適応訓練プログラムの実施―
(2)在留外国人と日本(岡山市民)との生活向上と相互理解のための各生活文化
紹介&
交流事業の実施
2.事業の目的・目標
(1)在留外国人の生活文化紹介と交流事業
①課題
お互いが異文化の成り立ちを十分理解していない。
②目的
a)伝統文化の内容を知る。
b)風習、習慣、定例行事の内容を知る。
c)上記の生まれた背景を知る。
d)異国文化を交流させる方法を知る。
③目標
SDGsの項目で共通して実施したいことがあれば参加者で共通目標を設定
する。
(2)異文化適応訓練プログラム
①課題
在日外国人が通常の日本(岡山)での生活上のトラブルを速やかに解決でき
ない。
②目的
ホームカルチャーとホストカルチャーの間の文化の違いや類似点について
議論す
ることにより、アイデア、感情、思考を交換することが可能となり、文化
特有の
社会的スキルの選択をゲームや文化的シミュレーションで実証し、具体的
に次の
ことを得る。
a)国際的な人々の困難と問題を明らかにする。
b)外国人に指導を提供するための訓練プログラムを設計する。
c)外国人のための研修プログラムの成果を確認する。
d)外国人と受入人との間の異文化間交流を促進する。
③目標
これまでの在日経験のある外国人と日本人により可能な限り速やかに安心
した共
通認識による生活が行えるようなシステムを検討し結果を発表する。
3.実施内容
(1)各国伝統文化紹介事業
①紹介国
日本、ベトナム、インドネシア、ネパール、フィリピン、ブラジル、トル
コ、オー
ストリア、スイス、アメイリカ、スエーデン、韓国、中国、マレーシア、バ
ングラ
デシュ、フランスオーストラリア等
②紹介方法
a)各国ブース設置(各国大使館からの展示物配置)
b)リーフレット配布(伝統文化紹介)
c)民族衣装で活動参加(コスチューム・プロムナード)
d)伝統芸能(民族衣装による踊り、歌)
e)パワーポイントによる紹介
③実施時間:午前中2020年1月25日(土)9:00~12:00
但し、ブースは全日設置
(2)異文化理解事業
①演劇による日本の習慣紹介(ロール・プレイ)13:00~15:00
a)引越し挨拶まわり
b)町内会事業(ごみの出し方)
c)健康保持(病院相談)
(注意)ワークショップを含みます。
②講演会 15:00~17:00(ワークショップを含みます)
テーマ:―在留外国人が岡山で生活する上でのポイントー
「ソーシヤル・スキル(生活習慣技術)を向上させるには!」
講 師:岡山大学大学院社会文化科学研究科心理学研究室 教授 田中共子
氏
③リーフレット展示
アンケートやインタビューで抽出された課題と解決策を展示する
④実施時間:午前中2020年1月25日(土)13:00~17:00