私は、2003年の7月ごろに岡山国際交流センターの掲示板で岡山ユネスコ協会(岡ユ協)でインターンを募集する張り紙を見つけました。大学や大学院で国際機関の研究をしている私にとっては、日本の地域で国際機関に関わる活動を探すというよりは、常に海外でのフィールドを探していたと思います。ただ、その一方で、海外で活動をし、またその活動を日本の各地域でフィードバックするNGOが数多い中、また日本が国連中心主義を政策とする中で、大多数の日本の住民は国連を始めとする国際機関の活動に対する知識をあまり持っていないことに対する問題意識も持っていたように思います。
大学や大学院で習得した知識や経験をどのようにして活かすべきかを考えていたときに、国際会議のお手伝いや岡ユ協の諸活動のボランティアを募集しているのを見て、その自分の問題に対する答えを探す一つの場所にはなるかも知れないと思い参加したのが、ボランティア参加の動機でした。海外での活動に参加したいと思っていた私にとっては、その国際会議にパリに本部を置くUNESCOの職員が参加したり、海外で活躍するNGOの方が参加するといったことも、参加しようと思った動機の一つでもあります。
この岡ユ協の活動に参加して良かったと思う点をここでは、2つ挙げようと思います。まず、国際会議のお手伝いを通して、一見華やかに見える国際会議の裏では実に多くの人々の地道な仕事があり、その一つに携われた経験はとても大きいと思います。大学などでは学ぶことができるものではないし、まだまだ能力不足の部分はあるのですがここで学んだことは今後に生かせると思います。また、国際会議に参加した人々と連絡が取り合えるようになったことも私にとっては素晴らしい出来事でした。その国際会議のご縁もあり、UNESCOのバンコクオフィスでのインターンを探し、2005年の2月ごろより採用してもらえることにもなりました。インターンで従事するであろう持続可能な開発のための教育(Education
for Sustainable Development: ESD)という分野について活動するNGOもそう多くはないであろうし、その知識を運良く習得することができたのも、このインターンのおかげであると感じています。
2点目は、岡ユ協と日本全国のユネスコ協会との繋がりの中にあります。東京に日本ユネスコ協会連盟があり、その連盟を中心にした若者世代(ユース)の活動が最近活発になってきています。年に何度か全国のユースが集まるイベントがあり、そこで全国で同じような活動をしている人たちと友達になり連絡をとれるというのは、私達の世代にとってはとても魅力的なことだと思います。またインドなどのスタディツアーにも参加することができました。このような場で、世界の平和というものを草の根的に活動できますし、また自分の知識や経験を活かすような場をも、岡山そして全国で与えてもらえます。岡ユ協にも、いろんな志しを持った、ボランティアや環境・国際協力のNGOに関心を持つ人が集まる場になっており、草の根の国際交流から国際会議まで経験できる、とても刺激的な場です。
お金がとてもかかりそうに見えますが、岡ユ協や日ユ協連からのサポートもあり心配はご無用です。より多くの方の参加によって、もっと有意義な活動が増えると思います。みなさんも是非岡山ユネスコ協会で一緒に活動しませんか??
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